私がこのGPXジェントルマンレーサー200を購入して約3ヶ月が経過しました。バイクを購入してすぐにコロナが流行しました。そのため、あまりバイクに乗る機会が無く、2000 km走破するのにだいぶ時間がかかってしまいました…
今回はこの、GPXジェントルマンレーサー200に2000 km乗って思ったことを記事にしていきます。1000 kmでのレビュー込みで書かきます、ご容赦ください(笑)

1000 kmでのレビューはこちら「1000 kmレビュー GPXジェントルマンレーサー200




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1000 kmレビューで記載したことは2000 km乗った今でも思う事なので、そのまま残しておこうと思います。では、過去にプラスαして思った事、それは

良い点
・燃費は街乗りで大体35 km/L
・車体が軽い、足つきもべったり

・120 km/hでも走れる
・シフトダウン時の音が至福


悪い点
・乗車姿勢が若干きつめ
・部品がチャチイ
・チョークが引きずらい

良くも悪くもある点
・エンジン始動性の悪さ
・ショックアブソーバのセッティングが固め

です!!




燃費は街乗りで大体35 km←new

 私は、通学に高速道路を使わないので、街乗りでの燃費になります。初めてのバイクなので、バイクでこの燃費は良いのか悪いのかよく分かりません。なので、よく乗る車と比較して燃費が向上していたので、いい点に挙げました!!キャブ車はインジェクション車と比較して、燃費が悪くなりがちなので最新のインジェクション式バイクよりは燃費が悪いかもしれません。まぁ、最強であるカブやジクサー150と比較すると燃費は悪いですね。排気量が違うので、比べるのもおかしいですが(笑)

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車体が軽い、足つきもべったり←new

 このGPXジェントルマンレーサー200の車重は乾燥重量なのか、装備重量なのか分かりませんが、カタログ値で160 kgになります。中型バイクとしては普通の重さだと思うのですが、これに足つきの良さをプラスすると、メチャメチャ軽いです。というのも、シート高730 mmなのですが、シート部分が絞ってあるので、スニーカータイプのブーツで踵までべったりです。(のりのりの身長は172 cm、短足気味です。)バイクを選ぶうえで、様々なバイクに1年半またがりまくってきましたが、ちっちゃいバイクイメージ部門1位(のりのり調べ)のモンキー125よりも、足つきがいいです(笑)この軽さのおかげで、二度経験した立ちごけの危機から生還できました!!一度目は、坂でのUターン、二度目はスタンド出してないのに、出していると思って寝かした時です!!どれも初心者あるあるだと思いますが、全て生還できました!!

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120 km/hでも走れる←new

 1000 kmレビューの時には100 km/hでの巡行が可能か検証しました。今回は120 km/hでの巡行が出来るかの検証!!答えは「できます!!」こちらも問題なく巡行できます。ただ、この速さで走ると「頑張ってる感」が出てきます。走れなくはないけど、結構きついですと言った感じです。なので、120 km/h道路での追い越しは難しいと思います。まあ、そんな道ほんの一部しかないですし、速いのがいい人はこのバイク選ばないと思うので、問題ないでしょう!!

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シフトダウン時の音が至福←new

 大体、シフトダウンすると鳴るじゃないですか。あの「ヴォォーーン!!」って音。あの音がたまらなく好きです。ノーマルマフラーのままなのですが、私は十分満足できます!うるさ過ぎず、静かすぎずちょうどいい塩梅だと思います。 

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カッコいい

 これはやはりこのバイクを選んだ大きな理由でもあるので、一番最初に書きました。このバイクのデザインはカスタムし尽くしたカフェレーサーと言った感じで、何度見ても飽きません。自意識過剰かもですが、通り過ぎる人の半分は目で追ってくれます。そのたびに「このバイク、カッコいーだろー」と悦に浸ることが出来ます(笑)

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今時キャブ車って激渋

 今時、新車でキャブ車なのは中々にレアだと思います。我が日本が誇るバイクの4大メーカも今出しているバイクは皆インジェクションのバイクになります。もはやキャブレターは古い技術(車だと約30年前の技術)になる、でも2020年に先人の知恵と技術の結晶であるキャブレターを使うなんて、とてもロマンあふれているではないですか!!しかもキャブ車のメリットは、変なコンピュータ制御(詳しくは「チョークはどこ?GPXジェントルマンレーサー200」を参照)が無いから、自分でいじくり倒せる!これこそ、「バイクに乗せられるではなく、バイクに乗る」を体現した乗り物だ!!

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思ったよりもきびきび走る

 バイクを買う前スペックを見ると、125 ccみたいな性能で、公道を走る時ちゃんと走るかどうか気になる点でした。しかし、いざ乗ってみると、何のストレスもなく、加速減速をしてくれるではないですか!よく車に乗るのですが、軽自動車なんかより、全然きびきび動いてくれます。MT車なのでAT車のような、アクセルと車輪の回転にタイムラグもないし、好きな回転数で坂を走ることが出来る。もう、文句なしです。

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低速域でも粘る

 これは登下校の時によく感じることが出来ました。使用する道が常に渋滞している大きい道路を通ります。そこではもちろん、ストップ&ゴーを引くほど繰り返すのですが、止まりそうで止まらないぎりぎりの速さもエンストせずに頑張ってくれます。他のバイクに乗ったことが無いので比べられませんが、粘る方だと勝手に宣言します(笑)

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えげつないフロントブレーキの効き目

 このGPXジェントルマンレーサー200と言うバイク、フロントブレーキが排気量のわりにオーバースペックであろう、ダブルディスクブレーキが採用されています。なので、フロントブレーキの効き目は、もはやジャックナイフ出来んじゃないか?ってレベルです。しっかり止まれるっていうのは中々に安心です。ただ、ABSがついていないのでロックしたら大変ですね(笑)気を付けましょう。

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アクセルを全開に出来る楽しさ

 これは大排気量のバイクでは絶対に出来ない、フルスロットルでの発進と加速!思いっきり回すことが出来るので、バイクの全力を肌で感じることが出来ます。サーキットで走るような人には確実に物足りないでしょうが、ガチ勢ではない人は確実に気持ちい~走りが出来ると思います。

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高速道路余裕で100 km/h巡行

 これは中々気になっているポイントでした。結論から言うと、高速道路特に問題なく余裕だと感じました。このGPXジェントルマンレーサー200はエンジン回転数7500 rpmで最大トルクを発生させるのですが6速6000 rpmでメーター読み100 km/hを超えていました。まだ、余力を感じることができ、さらに速く走っても問題ないと感じました。ゆくゆくは新東名にある120 km/h道路も走って検証してみたいと考えています。しかし、そこは200 ccであり、追い越し車線をバリバリ走ることは出来ないと思います。そんな感じの速さだと認識してください。
*[rpm]とはrotation per minuteの略で1分間に何回転するかを表しています。

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乗車姿勢が若干きつめ←new

 このタイプのバイクはハンドルがセパレートハンドルになっているので、乗車姿勢が前傾になります。そのため、100~200 kmブッ通しで乗ると首が少し痛くなります。私はロードバイクにも乗るのであまり気になりませんが、前傾の乗り物に初めて乗る人は最初はきついかも知れません。ただ、あくまで、通しで乗った時なので適度に休憩を挟めば問題ないと思います。

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部品がチャチイ←new

 ある程度、安いバイク(私は買うのに、2年かけてお金を貯めましたが(笑))なので、そこまで気にしていないのですが、ハンドルグリップの部分が1000 kmちょっと乗ったあたりから、削れてきました。下に写真をのせます。
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図2 グリップ部分の傷

分かりますか?ひし形の模様に傷が入っています。 私はバイクに乗る時は必ずグローブをしています。そのグローブと擦れてこの傷がつきました。野晒しで乗る乗り物なのに2か月行かないくらいで、傷がついてしまうのは、いくら何でもチャチ過ぎでは?と思いました。

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チョークが引きずらい←new

 はい、そのままです。このバイクはチョークがキャブレターに直接ついています。さらに、様々なパイプの奥に引くところがあります。かなり手を押し込まないと引くことが出来ません。そこは面倒くさいです(笑)
チョークはどこ?GPXジェントルマンレーサー200」参照

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トランスミッションの精度に難あり?

 ほかのバイクに乗ったことが無いので、このバイク特有の事なのかはわかりませんが、ギアポジションを「1」→「N」にする時にごくたまに表示が「N」にもかかわらず、「1」に入っている時がありました。そのため安心してクラッチを離したときにエンスト…なんてことが2回ありました。他にも「2」→「1」にギアを落とせない(踏んでもスカスカしてギアが変わらない)なんてこともありました。いずれも車体を少し動かしたり、エンジンを吹かすと直ります。

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痺れる様な加速は得られない

 このGPXジェントルマンレーサー200と言うバイクは、そういったものを求めるバイクではないのですが、「0-100 3 s切ります!」みたいな「うっわ…」という加速感は得られません。確かに一般乗用車と比べれば早いかもですが、バイクとしては平均くらいの加速感だと思っています。何度も言います、他のバイクに乗ったことありませんが(笑)
あ!でも、教習で使う、パワーを制限されたCB400よりは、いい加速感を得られる気がします!

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エンジンからカチャカチャ音が…

 これはYouTubeにある試乗動画とかでも聞けるのですが、謎にカチャカチャ音がします。部品の精度が悪いのか何なのかわかりませんが、カッコいいエンジン音を鳴らすだけに、このカチャカチャ音がもったいなさ過ぎてたまりません。

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エンジンの始動性の悪さ←new

 これはキャブ車の醍醐味の一つだと思うので良くも悪くもある点に書きます!!少しでも寒い日はチョークを引かないとエンジンが始動しません(笑)(私は神奈川に住んでいます)このまま何の対策もしないと、おそらく真冬にはエンジンが始動しないと思います(笑)また、バイク屋さんで聞いた話なのですがこのGPXジェントルマンレーサー200に使われているキャブレターは特にエンジンの始動性が悪いそうです。GPXにはレジェンド150と言うバイクがありますが、そっちの方が断然始動性がいいそうです。なので、私はキャブ車の醍醐味、キャブのセッティングでもやってしまおうかなーと、思う今日この頃です!!

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ショックアブソーバのセッティングが固め←new

 この乗り味は人によって好みが割れると思うので、ここに書きます!!このバイクはきれいに舗装された道を走る分には何の問題もないのですが、たまにある亀裂を走ると「ゴンッ!!」ときます。私は乗っていてフニャフニャするのが嫌いなので、ちょうどいいですが、人によってはどうにかしたいポイントかも知れません。 

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以上が愛車GPXジェントルマンレーサー200に2000 km乗って感じた良いとこ悪いとこです。もし、このバイクを買おうか悩んでいる人が居ましたら、参考にしてみてください!!
ただ最後に一つ助言を…
このバイク、良いですよ!!


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