ここでは前回で組み立てがほぼ終わったので配線していこうと思います。ここでの配線では後にいじくるプログラムでど~とでもなるので、ある程度てきとうでも構いません。流石に、モーターのポートにリミットスイッチとかはダメですけどね(笑)

組み立ての続き


前回の組み立て説明で忘れていることがありました。
台を動かすタイミングベルトとプーリーの説明をしていませんでした。という事でこちら!!

IMG_20200403_154817

こちらはY軸ステージの外観です。ヒートベッドを外して、見えるようにしたバージョンです。
IMG_20200403_154824


IMG_20200403_154844

そこにタイミングベルトとプーリーをくっ付けます。この時固定する金具は全て「ネジ」でくっ付けてあります。プーリーの軸にはネジを使用するという奇行に走ってしまいました(笑)軸のこと何にも考えていなかったんですよ!何とかなるべで考えてました(笑)ネジのまま使用するとプーリの内側にネジが切られて回らなくなります。なので、ネジ山をやすりか何かで削ってから使用しました。ここだけは、いずれ直さなくてはと思ってます。
X軸の部分もネジで止めます。こんな感じです。
IMG_20200403_155859

まあ、何事もいい感じでが重要です(笑)

目次へ

4章 配線

ここまで来たらあとは配線!!楽勝です!!
まあ、私の場合は最難関の問題が発生してしまったのですがね…その話はこちら
この問題は恐らく私が購入したパーツに不備があっただけだと考えられます。要するに不良品をつかまされただけ(笑)皆さんに同じよな問題が起こらないことを願います。

まずはRAMPS1.4のセットを用意します。前回写真でも載せたようにこちらになります。
DSC_0068

こちらのセット、説明書が付属していました。PDFファイルはこちら
こちらのファイルはosoyooの3D printr kit user manualと検索しても出てきます。
配線

こんな感じで配線していきます。
まず、コントローラの準備をします。RAMPS1.4とモータドライバを合体させます。説明書に書いてあるのですが、モータドライバの下にも黒いチップみたいなやつがくっつきます。
IMG_20200403_173410

ここではモータードライバの向きに注意してください。ヒートシンクの右側に丸いネジみたいなのがついているのがわかると思います。これが写真の向きになるように取り付けてください。みどり丸がついている部分です。
InkedIMG_20200403_173410_LI

そしたら、次はRAMPS1.4とMEGA2560を合体します。これで本体の準備は終了です。
IMG_20200403_160740





次に電源の準備です。今回購入した250 Wの電源はPC用になっています。そのためある部分をショートさせないと動きません。という事でまず開けます。
IMG_20200403_155419

切ってしまった後なのでスッキリしていますが、本来は線でごちゃごちゃしています。
IMG_20200403_155449

この中の、この部分をいじくります。切って繋げるだけです。まずこの写真の中にある緑の線黒の線を繋げます。こいつがショートしていないと動きません。次に黄色い線2本黒い線2本を残して全て切ります!!他の線は全く使わないのでいりません(笑)切ったらグルーガンかなんかで絶縁しといてください。これで電源の準備は終了です。

そしたら、この黄色い線2本黒い線2本をRAMPS1.4に接続します。ここからの写真では、上の説明で使用しているRAMPS1.4とは別に購入したRAMPS1.4を使用しています。上の写真のやつはあるハプニングが起きてぶっ壊れました(笑)あるハプニングとはこちら
IMG_20200403_155115

ごちゃごちゃしてますが、基盤左下に黄黒黄黒の順番でつながっている部分にぶっ刺します!!




次はヒートベッドの配線です。ヒートベットには
IMG_20200403_154745

写真のように半田でくっ付けます。ここでの注意点があります。ヒートベッドを動かすのに大きな電流を流します。なので、太い線の導線でないと発熱してしまうと考えられます。私はコンセントの延長ケーブルが余っていたので、そいつを代用しました。
IMG_20200403_154758

ヒートベッドの中心に窪みがあるので、そこにサーミスタを差し込んでポリイミドテープで固定します。この時サーミスタの線の長さが足りないので導線で適当に伸ばします。

こいつらをRAMPS1.4に接続します!!みどり丸部分にヒートベッドの太い線とサーミスタの線を繋げます。ヒートベットとサーミスタはどちらも-+は決まっていません。
InkedInkedIMG_20200403_155115_LI




次はエクストルーダの配線です。
IMG_20200403_155732

セット品なのですべてくっ付いています。線を繋げるだけです。みどり丸の部分に電熱線の線、サーミスタ、ファンの線を繋げます。ファンは説明書では電源に直接繋げ書いてあったのですが、私は左下緑丸の部分に繋げました。これでも動きます。
1InkedIMG_20200403_155115_LI





次はステッピングモータの配線です。こいつは該当部分にとりあえず刺せば問題ありません。と言うのも、回転する方向を後のプログラムの書き込みでどうとでもできます。ステッピングモータとはどんなものかはこちら
2InkedIMG_20200403_155115_LI

緑部分に左から、x軸、y軸、z軸のモータを黄色にエクストルーダの線を繋げます。





最後にリミットスイッチを接続します。リミットスイッチとは、ステージがこれ以上動けない場所を、コントローラに伝えるためのスイッチとなります。こんな感じでくっ付けました。
IMG_20200403_155809

IMG_20200403_155756

IMG_20200403_155749

本当はx軸y軸z軸それぞれに2個ずつ付けるといいのですが、私は原点を出すためのスイッチのみを付けました。スイッチの固定方法は写真では3Dプリントしたパーツを使っていますが、最初は両面テープで直貼りしてました(笑)配線はこちら!
3InkedIMG_20200403_155115_LI

みどり丸部分に一番左から1つ飛ばしながらx軸y軸z軸の順番で接続します。スイッチが導通したか、していないかの確認をするための部品なので、とにかくつなげれば問題ないです。


これで配線は終了です!!
間違えていても動かしながら調整すればどうにかなるので、極端に神経質になる必要はありません。説明書が英語ですが絵で書いてあるように繋げればいいので頑張ってみてください!!


次回「自作3Dプリンター 作り方⑤


目次へ





スポンサードリンク